最近、南海トラフ地震の臨時情報が発表されましたね。こういうニュースを聞くと、「ちゃんと備えなきゃ!」と思うけど、何から始めればいいのか迷うことも多いですよね。
特に子どもがいると、家族全員が安全に避難できるように準備しておくことが大切です。今日は、子どもと一緒にできる防災対策や、揃えておくと安心な防災グッズについてお話しします。
Contents
家族で防災会議を開こう
まずは、家族みんなで防災会議を開くことが大事です。難しく考えず、みんなでお茶でもしながら話す感じでいいんです。地震が起きたとき、どう動けばいいかを確認しましょう。
防災会議のポイント
- 地震発生時の行動: 地震が起きたときは、すぐに「ドロップ、カバー、ホールドオン」を意識しましょう。
- ドロップ(しゃがむ): まずはその場でしゃがむこと。揺れで転ばないようにするためですね。
- カバー(身を守る): 次に、机やテーブルの下に隠れて、頭や首を守りましょう。もし隠れる場所がなければ、手で頭をしっかり守ってくださいね。
- ホールドオン(しっかり掴まる): 最後に、隠れた場所の脚や縁をしっかり掴んで、動かないようにすることがポイントです。
- 避難経路の確認: 家の中や周りで安全に避難できる道を、みんなで確認しておきましょう。子どもと一緒に歩いてみるのもいいですね。
- 連絡手段の確認: 電話が繋がらなくなることもあるので、家族間でどうやって連絡を取るかを話し合っておくと安心です。
子どもと一緒に作る防災グッズ
次に、子どもと一緒に防災グッズを準備しましょう。これを一緒にやることで、子どもの防災意識も高められますよ。大人2人と子ども2人(6歳と2歳)の家庭にぴったりのアイテムを考えてみました。
基本の防災グッズ(大人2人+子ども2人の場合)
- 飲料水:
- 必要量: 1人1日3リットルが目安です。4人家族だと、3日分で合計36リットルの水が必要ですね。ちょっと多く感じますが、備えあれば憂いなし!
- 保存食:
- 必要量: 家族4人分の食料を最低3日分は用意しましょう。缶詰やインスタント食品、レトルト食品などが便利です。おおよそ30食分程度が目安です。
- 医薬品と衛生用品:
- 必要量: 常備薬や絆創膏、消毒液を揃えつつ、マスクは4人分×3日分で12枚、除菌シートやハンドサニタイザーも忘れずに!
子どもがいる家庭ならではの防災グッズ(6歳と2歳の場合)
- おむつとおしりふき:
- 必要量: 2歳のお子さん用に、3日分で約18〜24枚のおむつと、2パックのおしりふきを準備しましょう。
- ミルクと哺乳瓶:
- 必要量: ミルクが必要な場合、3日分の粉ミルクと、哺乳瓶を2〜3本用意して、哺乳瓶を洗うための道具も用意しておきます。
- ベビーフード:
- 必要量: 2歳のお子さん用に、3日分のベビーフードや幼児食を準備しましょう。1日3食×3日分で約9食分が目安です。
- 子ども用の飲料:
- 必要量: 6歳と2歳のお子さんが飲むジュースや粉末飲料も備蓄しておくと良いですね。1日1リットル×3日分で6リットル程度を目安にしましょう。
- おもちゃや絵本:
- 必要量: 子どもが安心できるように、お気に入りのおもちゃや絵本を1〜2個用意しておきましょう。これは心のケアにとても役立ちます。
- 防寒具:
- 必要量: ブランケットや防寒用の衣類を、それぞれのサイズに合ったものを1人1枚ずつ用意しましょう。
- 防災用ヘルメットや防災ずきん:
- 必要量: 地震のときに頭を守るため、子ども用のヘルメットや防災ずきんも揃えてくださいね。
心のケア用品
- 家族写真や手紙:
- 必要量: 子どもたちに安心感を与えるために、家族写真や親からのメッセージを準備しておくと良いでしょう。
家の安全対策を見直そう
防災グッズを準備するだけでなく、家の安全対策も見直しておきましょう。家具の固定やガラス飛散防止フィルムの設置、非常持ち出し袋の配置など、子どもと一緒に進めると良いですね。
家の安全対策のポイント
- 家具の固定: 大きな家具が倒れないように固定しましょう。これで安心感がかなり違いますよ。
- ガラス飛散防止フィルム: 窓ガラスにフィルムを貼って、万が一割れても飛び散らないようにしておきましょう。
- 非常持ち出し袋の配置: 非常時にすぐに持ち出せるよう、家族全員分の持ち出し袋を用意し、わかりやすい場所に置いておくことが大事です。
地域との連携と避難訓練
最後に、地域の防災訓練に参加して、近所の人たちと協力することも忘れないでください。避難所や避難経路を確認し、実際に子どもと一緒に歩いてみると、いざというときにも安心して行動できます。
地域の防災訓練に参加しよう
- 地域の避難訓練: 住んでいる地域で行われる避難訓練に家族で参加して、避難行動を確認しておきましょう。
- 避難所の確認: 最寄りの避難所や避難経路を事前にチェックし、地震が起きたときにどのルートを使うか、家族で共有しておくことが重要です。
まとめ
南海トラフ地震への備えは、今すぐに始めることが大切です。子どもと一緒に防災グッズを準備し、家の安全対策を見直すことで、家族全員が安心して暮らせる環境を整えましょう。
これを読んだあなたも、ぜひ今日から防災対策を始めてみてくださいね!